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部品交換について

時計修理の上で部品交換は、動作性能を大きく左右し、時計を長持ちさせるために避けて通れない場合がございます。部品交換は大きく分けると3種類の方法があります。
 
1) 純正部品で交換
交換が必要な場合、基本的にはメーカーの純正部品で交換します。部品同士の馴れ合いも良いです。高級メーカーの部品は高いですが、それでも作業効率が上がるメリットで工賃が緩和されますので、アフターマーケット品と費用総額が大して変わらないこともございます。
 
2) アフターマーケット品(非純正品、社外製)で交換
これは純正部品がメーカーおよび市場に無い場合です。アフターマーケット品は、そのまま交換しようとしても合わないことの方が多く再加工を必要とします。部品は純正より当然安いですが工賃で高くなることもあります。基準値を満たしたものしか使用しませんし、A&Oのような古い時計をどうにかして直してあげたい時計技師が部品の安定供給を願いサプライヤーになった者たちが製造しているので品質は優れています。
 
3) 部品を新規作成
これは最終手段で、純正部品もアフターマーケット品も無い時の最終手段になります。上記2つも含めてどの方法よりも、どうしても費用は高くなります。どうしても修理したい時計のとき、メーカーはもちろん他の修理店で断られたアンティークやビンテージの時計で採用される修理方法になります。
 

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