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腕時計、クロックの修理・修復・分解掃除

皆様の大切な時計を安心かつ丁寧に修理・メンテナンス致します。オーバーホール、機械部品の再生、リダン、外装研磨、風防の交換、文字盤(エナメル、アクリル絵付け、活版印刷、転写)の再生、本革ベルトのカスタムオーダーなど。文字盤の再生は、日本国内でも珍しいサービスです。 他店で購入されて、修理・メンテナンスを断られた時計もご相談下さい。 ロレックス社やオメガなどの古い個体は、純正部品であってもメーカーでの対応を断られるケースが多いということもあって昨今は弊社へのお問い合わせ・ご相談が多くなっている傾向です。
 
弊店のオーナー自身も英国立時計技師(BHI認定)*1の資格を有しています。大切な時計のために様々な観点から修理方法を提案差し上げていますが、特に重要視していることが大きく分けて3つございます。
 

  • オリジナル性と実用性で費用対効果のバランスを図る
  • 可逆性のある部品を使用する
  • 消耗部品の寿命を先読みした交換

  
近年は希少性や資産価値が高くなった時計の修理依頼も頻繁にございます。古い時計の純正部品となれば市場に数が限られている部品を調達して修理を進行していくのが基本になるかと思います。もしも市場で見つからない部品であれば新規作成します。単純にそういう部品構成で修理をすれば費用増に繋がります。ですから、同メーカーで互換性のある部品(合わせ部品)、アフターマーケット品(互換性のある社外品)などオリジナル性と実用性の費用対効果で出費のバランスを図りご提案差し上げています。修理方法は案件によって様々なのです。
 
可逆性修理は、アフターマーケット品を使用して修理するにしても、後に純正の部品を入手出来れば元に戻せるようにしておく、というように応急的な修理方法のことです。
 
また、費用増とはなってしまいますが頻繁に故障を起こさないためにも先読みした修理で事前の部品交換や修理をお薦めも致します。
 
機械式時計は、使い続けていくことで、持ち主の生活リズムを刻み、次第に生き写しのように成長していく生き物です。 「この時計を残したい」 その気持ちにお応えできるよう、これからも修復技術の向上に精進してまいります。そして、次の世代へ受け継がれていくためにA&Oの時計修復サポートを是非ご利用下さい。 

 

*時計修理のご相談(お問い合わせフォーム) 

 


*1, BHI(British Horological Institute 英国立時計協会)は、英国所有の文化財の時計を修復・保護し、また、英国立時計技師を認定する国家機関のことです。 時計技術はイギリス王国を発祥としています。現在においても、英国内の時計技師の凡そ9割はBHI認定を受けているか、取得を目指し修士課程にあります。

時計修理に心掛けていることは、部品が細かいので紛失しないように、作業テーブルの上には必要最低限の工具のみ置いて「整理整頓」しながら施工しています。また、一つの時計に取り掛かると、その時計が仕上がるまでは他の時計には手を出さないというように、懸案される修理方法に納得いくまで試験と実動テストを繰り返しながら一つ一つ丁寧に仕上げています。気が長いようで一番近道なのです。


 


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