皇帝ナポレオンが愛飲したことでロワイヤル(王室)の称号が冠されたフランス革命期生まれの飲み物です。
紅茶を注いだカップの上にロワイヤル・スプーンを渡し角砂糖を乗せてブランデー(白ワインの蒸留酒)を注ぎ角砂糖に染み込んだら、火を付けてアルコールを程よく飛ばします。鎮火したらスプーンをカップに沈ませ掻き混ぜて完成です。珈琲で作ると”カフェ・ロワイヤル”となり、パリ市に同名の老舗が健在で、この作り方の発祥とされています。芸術家ルノアール、ピカソや、文豪のモーパッサンなども足繁く通ったそうです。
弊店ではブランデー種の中でもハイグレードのコニャックのみ使用しますから、いっそう豊かな薫りがします。