2013年から『海峡レモン』と勝手に名付けて育ててます。
輸入品のレモンは農薬ワックスが気になって皮ごとの料理にどうも抵抗があったので。
外国苗を専門にする業者を探して購入したシチリア島のレモン品種(リスボン系に近い品種)は皮に芳香性が強くケーキやシロップ漬け向き。さらに、果実に甘みの強いマイヤーズ系はレモネードやフレバードライにしてレモンティーなど飲料向きで2品種を植えてます。
流行の瀬戸内レモンですが、日本の柑橘台木に接木することで豊作性と耐病性を高めて品種改良されてあるせいか、旨味と凝縮感がぼやけた感じがして、どうも僕の好みではないんです。
完全無農薬&有機栽培なので、アオムシ捕殺と摘果が春の日課。枝を透かして風通しを良くしてあげたり、肥料も春と秋と2回で結構な量をあげたり。そうしないと樹木の生存本能が強く働いて結実しなかったり幼実で勝手に枝から落ちちゃう。柑橘類ってほったらかしで育つイメージあったけどレモンは違ってた。でも、実が黄色く熟れたときは嬉しいのなんの。笑
 
いつかは、関門海峡を海峡レモンの木でいっぱいにしたいと思ってます。過疎による地方空洞化で、事業継承問題、空き地問題、農業と漁業の連携による商品開発、雇用促進など地方が抱える問題の解決に役立てていけるのではと考えています。