親孝行の旅

親孝行の旅

日々のこと

父と祖母が他界するまでの8年間、献身の介護を続けてきた母。

旅行が大好きな母ですが、父と祖母のダブル介護でそれ以外身動きが出来ず疲れ果てているのを察していながら、子供としてそれらしい手伝いを殆ど出来ていなかった。

僕たち兄妹弟が介護を手伝い始めたのが父の余命宣告を受けた2ヶ月前あたりからで、それだけでも大変だったことを思うと、母の8年間は想像を絶する。

でも弱音を吐かず子供に助けも求めずに冗談を交え笑いながら励んでいた。なんなら趣味の家庭菜園だって絶やさず勤しんでいる。

2週間で父と祖母を立て続けに看取った葬式の後、僕から母に向けて掛けた言葉は、

「ふたりの1周期が終わったらコロナも少しは落ち着いてるだろうし、そしたら一緒にたくさん旅行しよう。どこでも連れて行ってやるから。楽しみに長生きしてね。。」

あぁ、僕も親孝行する歳になったんだなー って沁みじみなのです😚