オメガコンステレーションcal.561の分解掃除と修理の依頼。
竜頭がポロッと外れやすいという症状。こうなると疑わしいのはオシドリとネジ。分解してみると、やっぱりオシドリが折れてました。
鴛（オシドリ）の姿形に似ていることから、日本ではその名が付けられたようです。英名は、Setting Leverといいます。
ゼンマイ、巻き真、オシドリは、特に負荷が掛かるため、時計の三大消耗部品といわれています。メーカーもそれを見越して交換部品を大量に作っていることが多く、半世紀を経たビンテージウォッチでもメジャーなキャリバーになれば比較的まだ海外市場に流通しています。万が一、探せなければ地板から起こして作ることになりますので、それなりに費用も嵩みます。今回はアメリカの部品屋から難なく探せました。
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