スッポンを罠で獲ろう! シーズン1 考察

スッポンを罠で獲ろう! シーズン1 考察

2020年10月30日
釣々なるままに

またスッポン獲ったどー 底から罠を引き上げるときのドキドキ感がたまらない。このサイズは指飛ぶな〜 デンジャラス。笑

うなぎ釣り同様にスッポン罠もファーストシーズンで、まだまだわからないことだらけ。確証めいたことは言えないけど、いるいないの水域の違いが何となくわかってきました。

ネットの情報で、昔、近くに養殖場があって逃げ出して野生化したとか、そんな何処にでも養殖場があったワケではなさそうだし、ネットでは足りない情報が多すぎます。希少な高級食材を簡単にネットで書き込む人もいないと思いますし。でも、意外と民家に囲まれた堤にも条件さえ揃えばいたりします。これはホントでした。

夜行性のスッポンが清流で昼間に釣れたみたいなYouTuberの動画はねつ造性が高く信用出来ないらしい。そう言われてみると、絶妙としか言いようがないほど養殖サイズで流通してる800~900gばかりが釣れた動画が多い様な…怪

此処にはいるいないの違いは、今のところカンとしか言えない。水温15℃下回ると冬眠入るということなので、寒くなってきたし今年はこれでシーズンオフにします。来年の研究課題として残しておきます。笑

ネットでは、網罠は脱走されやすいから釣った方が早いみたいな情報が多いんですが、YouTubeで釣り動画観てみたものの、みんな釣るのでも苦労してたし、釣れても1kg前後の小型が多い感じ。

泥抜きを確実に行うためには無傷で捕まえる網罠がやっぱり良いよねってことで、僕なりにもんどりの逆弁入り口に改良を重ねて、やっと結果が現れるようになるまで2ヶ月掛かってしまった。今までも入っていたんだろうけど、弁の設計が甘くて出ていかれてたんだろうな〜😑

餌は動物性なら何でも良いけど、やっぱりマッチ・ザ・ベイトとは言ったもので、ヌマエビ、沢ガニ、どじょう、ナマズ・鯉・ブルーギルなどの稚魚、タガメなどの水生昆虫など同じ生息域の生きものが適してるみたい。

成体になれば、淡水域のヒエラルキーは頂点に君臨する生物のはず。居るとこさえわかれば、獲りすぎず自分でコントロールしていけば、コンスタントに同じ場所で捕獲していけそう。だから、本当のハンターなら穫れる場所や具体的な罠の構造や獲り方は絶対言いたがらないと思う。

水質変化にも強く亀より潜水能力も高い。一回の産卵で10〜40個程度の抱卵なので、同生息してるミシシッピアカミミガメやクサガメの繁殖力とさほど変わらないか上回るのではないでしょうか。でも、もんどり罠に掛かる漁獲量では上記の亀の方が圧倒的に多くてうんざりでした。この辺りはスッポン居ないのかな?とか途中で心折れそうになって、それでも執念でトライ&エラーを重ねて、巡り会えるまで2ヶ月要しました。

実際、罠に掛かるまで、野性にいる生きたスッポンを見たのも初めてだったし、高級宿や割烹で食べたことは何度かあるけど、一口サイズの僅かな量で味見程度でよくわかってないと思う。養殖ならテレビとかでは取り上げられることが多い広く知られた食材ですが、野性となると希少なんだというのが今回の苦労で実感させられました。アタックした水域は30か所以上かな。内ここは居ると確信した数は… 秘密てす。。

亀とくらへて奴らは素早い。陸での脚力に当初びっくりしました。噛まれたことはないけど、今回のサイズくらいになると、小指くらいなら飛ぶらしい…😅

さぁ、次はすっぽんを捌いて食べる編。ここからは友達の料理人の出番です。😘