鰻の習性と釣り方

鰻の習性と釣り方

2020年8月25日
釣々なるままに

「うなぎってどんな場所に居て、どうやって釣るんですか?」

という質問を先月から幾度となく受けましたが、初めて1ヶ月しか経ってないし、僕の釣りって動物的感覚に頼ってるところが多いのでイマイチ説明しにくい。

そもそも、うなぎ釣りを始めた理由はコロナ禍で、ステイホームからのステイファームで、家庭菜園で土を掘り起こしてるとミミズが捕れることから始まったんです。ホタル保護活動で川に入ることも多く、うなぎが隠れてそうな場所はなんとなくわかってたし、居れば意外と簡単に釣れます。

渇水時と増水時で棲み家を変えるみたいだし、夜行性で一晩での移動距離も個体差がかなりあるみたい。梅雨期はぺアリングの時期らしく、つがいで行動してるから、1匹釣れると同じ場所でもう1匹釣れることが多かった。

それと、或る実験の結果、海と川を頻繁に上ったり下ったりしてる個体が結構いることがわかった。渇水すると餌が少ないからかな? 大潮の満潮と雨で増水が重なると遡上のタイミングで活性大みたい。

渇水時は、上流を向いてステイしてたり泳いでる個体は必ずといっていいほど食い付いてくるけと、下流に向かって泳いでる個体は何故だか餌に見向きもしない。増水時は、洩れなく上流を向いて泳ぎまくってるから誰でも簡単に釣れてしまう。

餌も色々試してみたけど、ドバミミズが圧倒的。餌をロックオンすると蛇のように丸呑みしてしまうから必ずといっていいほどフッキングする。

砂防やダムがあっても、小川や魚道が1本でもあれば遡上します。嗅覚が犬なみに優れてるらしく、山水で落ち葉が流れてるような栄養価の高い急流河川の上流が釣りやすいかも。山が豊かだと餌になるミミズや甲殻類も多そうですし。そういう川の匂いを感じて遡上するんでしょうね。

まぁこんな感じです。