外国で働く日本人の若者たち。
自分に水と陽を与え異国の地に根を張ろうと頑張る強いエネルギーを感じた
ヨーロッパに行けばバイリンガル、トリリンガル、複数の言語を使い分ける多言語民族なんてごまんといる。日本人留学生が、せっかく必死で学んだ他の言語をどう活かせばいいのか、そう悩み藻掻く、必ずぶち当たる第二の壁。かくいう僕もそうだった。
多言語+国籍+〇〇
3つが重なって初めて他者には無い強烈なユニークスキル(自分だけの職能)に鍛えあがる。
日本という島国の籠から出て苦労すると、自分のアイデンティティーがいかに日本にあるかということも思い知らされると思います。
「言葉なんて只の道具だったんだ。自分の国籍を活かさないと!」
という発想も、おそらく、ここまでは外国に留学した人間殆ど全てがそこに至る発想だと思う。
更に何年もの歳月を掛け、〇〇を備えて、多言語、国籍をミックスさせることで、初めて他者にはない武器を手にした気分に至ります。流行に左右されない、他者が簡単に真似できない、目からウロコが落ちたかのような、オリジナルを手にしたときの優越感、高揚した気分。
しかし、それでもなお次は、組織を作りトップに立ち『自分ではない人』をコントロールしてビジネスを軌道に乗せるという、経営者としての難題が次々とやってくる。
やがて自分が沢山の人に支えられやってこられたことにも気付く。
次の自分の一歩一歩、行動のクオリティーが、10年、20年、30年後の顧客の資産価値を高めていく。数十年後…
「貴方と出会って良かった」
この褒め言葉を聞けたら最高です。
人生は終わりなき旅なのだ