感謝の意を

感謝の意を

2021年4月28日
日々のこと

先ずは、パーキンソン病で闘病した父のために、常に的確な判断と献身的な看護をしていただいた看護師の皆様に感謝の意を🙇🙇🙇

糖尿病から様々な病気を併発して、段々と筋肉が衰えていく不治の病パーキンソン病との戦いは8年間に及び長く苦しんだ。

そしていよいよ末期を迎えていたここ数ヶ月の父の闘病生活は、世界最高水準と評価される日本の看護医療のプロフェッショナルに僕たち家族が触れられた機会でもあった。

いま、医療の現場は新型コロナの感染防止対策で僕が想像してた以上に張り詰めた緊張感の中で働かれていました。そんな外来や見舞いの制限が敷かれる厳戒態勢の中でも、一部の身内に限り出入りの特別許可を頂けたことには感謝でしかなかった。

「僕がここにコロナを持ち込んで院内クラスターさせてしまうことだけは避けないと…」

という事で、暫く仕事以外での外出と人との接触は極力控えてました。

僕の場合、もともと家の中の環境を快適に整えて閉じこもって遊んでることは好きだし、父の介護も親兄妹が交代で分散してたこともあってストレスを特に感じることはなかった。所謂、外に出ないとストレス溜まるという他人の気持ちが理解出来ないタイプ。

ただ一つだけ不安があったとすれば、去年は全国規模の緊急事態宣言発出により営業出来なかったGW期間のお店の営業を、今年はすると決めたので、県外からの来店の可能性が高くなってしまい、自身の感染リスクが高くなるので、思うように病院に行くことが出来ず父の介護が出来なくなってしまうこと。

でも、植物状態で意識が無かった父が、そういう状況を全て察していたかのように最後、ずっと大きく開けていた口を力強く閉じて静かに息を引き取った…

「もういい、わかった、誰にも迷惑かけんけ、俺はここで終わりだ!」

と言ったような気がしてならなかった。厳格で潔いけど遊ぶ時は徹底的に追求、そんな父らしい最後だった。

コロナ禍で医療を受けられる有り難さを噛み締めてることが出来たし、仕事でもコロナ禍と真剣に向き合うことを覚悟した。

改めて父を献身的に看護してくださった看護師のみなさん、意識がある時は色々わがままもあったと存じますが、優しく接して頂いてたと聞いています。本当にありがとうございました🙇🙇🙇

↓火葬で金具やカーボン素材は一緒に焼けないというのでオールバンブーロッド。釣り人の最後はへら鮒釣りらしい。あっちで楽しく釣ってください。僕と兄の釣り好きは、父が若い頃たくさん釣りに連れて行ってもらってた影響でした。