『⌚️10万円以下から始められるアンティークウォッチ』の取り扱いがいよいよ開始です。

『⌚️10万円以下から始められるアンティークウォッチ』の取り扱いがいよいよ開始です。

2020年3月16日
日々のこと

『⌚️10万円以下から始められるアンティークウォッチ』の取り扱いがいよいよ開始です。

主なメーカーは、ハミルトン、グリュエン、ウォルサム、ブローバー、ウィットナーなどなど。時期的にもリクルート応援キャンペーンに間に合いました。ずっとご要望い頂いてたっていうのもあったけど、僕自身ずっとずーっとやりたかったんです。。😌

正直、この価格帯の時計を売っていても、メンテナンスする職人の日当も残りません… では、何故それが可能になったのか?

実は元々は時計技師の『たまご』たちの練習機なんです。彼らは高価な練習機の時計や工具を買い集めるだけでも大変で、厳しい経済状況の中で時計技師を目指しています。

一般的に、時計技師になるための学校に行くだけでも1000万円。分解掃除専門で独立開業するだけでプラス500万円。修理と言えるレベルの道具を揃えようとすると合計3000万円の費用が掛かると言われています。

そこで、A&Oのようなディーラーが研修生や見習いたちに練習機を提供し、彼らが実習で何度も分解・組み立てと修理を繰り返して、一定の役割を終えた物がA&Oに戻ってきて、必要に応じてプロの手で最終検査と調整した時計が「販売品」として店頭に並びます。

練習生たちにもいくらかの報酬を支払います。資格を取る費用が掛かるわりに給料が安い日本の時計技師は、成り手が少なく、年々減少している傾向です。後世の時計技師を育てていくためにも是非応援をよろしくお願いします。

ウェアラブルやスマホみたいに多機能ではないけれど、職人の手仕事で一つ一つ丁寧に作られた時代の時計たちです。身に付けてみると、その当時の紳士や貴婦人、ハリウッドスターにトップモデルといった広告の世界に象徴されている空気感をきっと実感できるはず。長い時間を過ごしてきた物だけが持つ風格が、せわしない毎日を、ちょっぴり上質に変えてくれそうなのです♪