オークションカタログのバックナンバーをお譲りしてます

オークションカタログのバックナンバーをお譲りしてます

日々のこと

「ここに来れば過去に開催されたオークションのバックナンバー(カタログ)を譲ってもらえると聞いてきたんですが・・ 自分が描くファンタジー作品の参考資料にしたいんです。」

芸術家のタマゴ?そんな若い子がうちを聞きつけて偶に尋ねて来る。僕が購入した値段で良ければお譲りしてます。あと、必要な資料はPDFでデーター化してスクラップしてますから、原紙が必要なくなると美術館や図書館に寄贈も。

以前、地元の公共施設の幾つかに寄贈の話を持ちかけましたが、「保管場所が無い」って、あえなく断られました。仕方ないので知人を通じて東京の美術館に話したら、快諾いただいて後日連名の記念碑のお話までいただくほど・・(記念碑は遠慮した)

で先日、地元の図書館に行くとマンガが所蔵されてるじゃありませんか・・ 美術史の資料は必要なくてマンガはいるんかいっ;; 僕もマンガはたまには読むけど、なんか悲しい・・

それにしても、若者が趣味を読書でマンガを含めて語ったり、コスプレも堂々と趣味と言える時代になった。ようやく市民権を得たんだな~と。

若い子で絵が描けるというから拝見させてもらうと、大抵は何処かで見たことあるようなマンガ寄りのタッチばかり・・ 否定はしませんが独創性に欠けています。

マンガばかり読んでもマンガは描けません。アニメばかり見ててもアニメは作れません。実物を見て知り着想を得て絵に転嫁する作業から絵やストーリーに説得力や迫力が生まれます。 色んな物を見て経験して知る好奇心の力を養ってもらいたい。 活字を読むのも良いし、美術館や博物館に行って本物見ると良い。あと百科事典を読むのも良い。 有名なアーティストの多くはそうやって生まれてきたのだから。