道具の選択と善し悪しのお話

道具の選択と善し悪しのお話

日々のこと

A君「安いやつじゃ何でダメなんですか?」

たぶんどの世界にも言えることで、道具の選択と善し悪しのお話。僕の仕事にも直結するし、いままで色んな人に最も多く寄せられてきた質問。

1つのタスクを果たすためだったら、安価な商品と高価な商品、値段の差が直接スペックの差になるとは大して言えません。それが、2つ、3つとタスクが重なったとき、高価な商品(ハイスペック)が必要になるんです。

たとえば、ある目的地まで行きたいという一つだけのタスクなら、軽自動車でも、バイクでも、自転車でも、いつかはたどり着くでしょう。それが何時何分までにとか出発時刻、所要時間が限定されたり、ドライバーの体力や能力など限定されてくると、状況に応じた乗り物が必要になりますよね。

良い物を買うと、販売店、メーカーの対応の違いも生まれてきます。最も高価でハイスペックは、フラッグシップモデルでもあります。メーカーの威信が掛かっていますので当然、販売店とメーカーの対応は変わってきます。全てのお客様が神様ではないという現実。製品の能力差をしっかり理解して、買い分けて、使い分ける。そういうしたたかさが消費者に必要です。

良い物を使ってると自然と養われていくのが理性と知識とコミュニケーション能力。 これはビジネスに必要な3元素でもあるので、自然とお金を有効に遣う能力が育ちます。

100均ダイソーも、ニトリも、IKEAも、ユニクロも安くて利用性は高いし便利ですが、毎日手に触れる物、ここ一番という時は、やはり支度の良い物を選ぶことは自分の未来を買っている、そんな気がするのです。

あと、本人の嗜好性の問題。使っていて気持ち良いか悪いか。最後はこれに尽きる😘