オフショアフィッシングの世界が大好きだ

最後のひと流しは残りの体力を振り絞って全力でキャスト、一心不乱にジャークするって決めてる。

ルアーはマッチ・ザ・ベイトがどうとか深読みせずに使い慣れた自分に合ったものを使うようにしてる。

ワンチャンス覚悟でポイントの目前に慎重にゆっくりと船を着けてくれる船長の期待感がヒリヒリ伝わってくる。

誰かひとり釣れてない時は、「たのむ釣ってくれ」と、乗り合った全員の期待感も混じり合って諦めるどころか手抜きが出来なくなる。

船上で知らない者同士が真剣に釣りをして一日過ごすと、ある種スポ魂ドラマみたいな汗まみれの連帯感や責任感が生まれる。笑

「船長が釣れる場所を案内してくれるから、自分で釣った気がしない面白くなさそう」

陸っぱりの釣りしかしない釣り人は、オフショアフィッシング（船釣り）を否定的に言うこともあるけど、僕はただ釣るだけが目的ではないと思ってる。

360°海の大自然パノラマで船長の真剣と釣り人の真剣が重なり予想もしないドラマが生まれる。そんなオフショアフィッシングの世界が大好きだ