下関市がスマートシティー、スーパーシティーを目指すために

下関市がスマートシティー、スーパーシティーを目指すために

2020年12月20日
日々のこと

🦌「お店を建てた後は、インターネットをフル活用して商品を仕入れます。なので自分の仕入れだけのために海外には二度と飛びませんから🙅🛫」ってオンラインがアンティーク売買の世界でも普及すると見込んで、そう固く誓ったのが20年前のこと。

それまでは呼吸するのも憚るような、もくもくとタバコ臭い機内を国内線 海外線と乗り継いで丸2日掛けて仕入先の欧米に飛んでました。しかも188cmのデカイ図体でエコノミークラスは正直きつかった…☠️☠️☠️

当初、インターネットはISDNで海外サイト見るのめちゃ遅かったしPCスペック重かったし。オークションで入札するだけでも国際電話したりFAXしたり。仕入れ金を都銀へ国際送金しに行けば行員にあたふたされて小一時間待たされたりで苦労もしました。

『飛ばないアンティークディーラー』って、今でも同業者からは変人扱い。ただ、海外旅行気分で仕入れが出来ると経費の使い途を勘違いして始めた同業者たちは、この20年間の景気低迷で殆ど廃業してしまった。そして、追い打ちをかけるように昨今のコロナ禍で海外にさえ飛べなくなって廃業した業者も少なくないです🐷

自分の仕事環境だけで見れば、あの頃よりはだいぶマシになったなーって感じてます。でも、アンティーク扱ってる人間が言うのもなんですが、日本は相変わらずアナログ信仰社会。スマホは使えてもPCを触れないに等しい若者世代、国が半ばゴリ推しで推進してるキャッシュレス化はまた現金主義に戻りつつあるし。

20年前、未来のインフラを構築する知識も技術もあったはずのに。何なんだ、このこの時代錯誤な感じとロートルキングダムは???🧓👵

コロナ禍で改めて日本はデジタル後進国なんだなって気付かされました。日本が失ったこの20年を取り戻すのは茨の道だなー