「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由

「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由

2020年3月14日
日々のこと

「ヤマザキ」が“発がん物質”臭素酸カリウムの使用をわざわざ再開する理由  Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)

山崎製パン株式会社が3月、一部の角食パンに食品添加物「臭素酸カリウム」を使い始め…
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僕は食べません。臭素酸カリウムは「不燃性」かつ強力な酸化剤で他の物質を酸化させる作用があります。このため、第1類危険物に指定されてます。いわゆる劇薬というやつです。

また、加熱により分解して有毒で腐食性・引火性のある気体が発生します。これはパンを焼いてる工場で働く人たちの健康面や環境破壊も懸念されます。これが、海外では食品への添加が殆ど禁止されてる大きな理由です。

残留が極めて少ないということは以前からヤマザキが公表してきてましたが、世界の流れに逆らってまで使用したいのは発酵行程の短縮と膨張性の良さなど生産コストの向上、さらには工場のダウンサイジングも可能になります。
地方の不採算パン屋をフランチャイズ化して、小規模な追加投資でスモールファクトリーにすることも可能になり、リスクを分散化できるし、各コンビニ、スーパーなど小売店への配送コスト削減も効果を発揮します。

売上げの主力セグメントだったコンビニの時間帯営業が改正されていくかもしれないなど、今後の少子高齢化と働き方改革で売上げ減少も懸念されるため、コストダウンはさらなる課題になっています。

1500種類と、異常なまでに食品添加物の品種が認可されている日本は、食品添加物王国と揶揄されてます。これに懐柔する企業と政府の癒着は水面下でずっと問題視されてきましたが、食品メーカーを大口スポンサーで抱えるマスメディアも叩きようがなくもみ消される以前の話です。

「日本食」という古き良き概念は既に過去の話で、消滅危機に瀕しているからこそ、ユネスコで無形世界遺産登録されたんです。

なので、僕は山崎パンも買わないし、マクドナルドにも行きません。コンビニで買うのはトイレを借りたお礼でミネラルウォーターか炭酸水くらい。

日本人の食生活はいま一番危ない。