1960年代 ロレックスレディース 天真の修理 

1960年代 ロレックスレディース 天真の修理 

2019年12月8日
日々のこと

「落っことしたら急に動かなくなった!😣」

と今回は嫁様からの修理依頼。

経年摩耗もありますが天真が落とした衝撃で折れてました。天真を新規作成してオーバーホールしたら以前よりトルクも上がって調子よく動くようになりました。

天真は、テンプという時計の心臓部の部品でテンプの軸になります。天真は長さが約3.5ミリ、一番細い部分が約0.1ミリの極小部品。この天真が折れてしまったり、曲がってしまった場合は交換をする必要があります。
この作成技術はとても繊細で時計技師の技術を問われる重要な作業。

ちょっと早いかもしれないけど、直った時計をいつも置いている場所にそっと戻してあげてと…🎅🦌🎄

もうすぐ恒例のクリスマスセール始めます。軽減税率5%還元も相まって乞うご期待なのです。