ベーグルホットサンドと僕 喫茶室のこと

ベーグルホットサンドと僕 喫茶室のこと

日々のこと

喫茶室で提供しているベーグルホットサンドと僕の出会いのお話です。僕がカテゴリー問わず料理をひととおりこなせるルーツにもなっています。👨‍🍳

僕が海外出張でいつも困るのが食事。基本、和食派でお米と出汁が無いと生きていけないタイプ。

西ヨーロッパ圏は、高福祉国家で消費税が20%以上と高い国が多く、ローカルの自炊率は若い子たちも含めてたいへん高いです。反面、日本のように外食文化が育ちにくい環境なので、ジャンクフードが多くて日本人が口にして美味しいと思える機会が少ない。

そんな中で唯一美味しいと思えた料理が、プレーンなベーグルを焼いて生野菜やエッグ、ハム、チーズ、スモーク類を好みで挟んて食べるホットサンド。素材の味が活きていて毎日食べても飽きることがなかった。

ヨーロッパは各国、食料自給率は高いので高品質な肉野菜が手に入りやすい。ベーグルサンドのように素材感で食べるのに適した環境が備わっています。

ホテルの朝食ビュッフェや、スーパーマーケットでベーグルと具材になりそうな食材を買って自分で調理していた。そんな厳しい環境から生まれたレシピが喫茶室で提供されているベーグルホットサンドたちなんです。美味しくないものは提供したくない!😋