「それは君が絶対やらないといけないことなのか?」

「それは君が絶対やらないといけないことなのか?」

日々のこと

このタイトルは僕がビジネスで大きな選択に迷ったとき、俯瞰して物事を見極めるための、いつも自分自身に言い聞かせてる言葉です。

オンラインで消費意欲が満たされるようになってデパートやモールのような大箱の商業施設へ集客するスキームは既に賞味期限が終わっている。残った役割があるとするなら、IT弱者お年寄りのための憩いの場くらい。

また、そういう箱物施設の中での出店はハード面によほど投資して唯一無二の存在感を作り込まない限り、結局は客離れの早さにも比例する。

地震が多い日本では、建物を崩して身近な素材で再生力にも優れ短期で建て替えやすい木造建築のライフスタイルが飛鳥時代から1400年以上も続いてきた。

その消耗意欲の価値観が根強いせいで、流行り廃りのペースが他国に比べてかなり早い。

飲食店においては、ハードにお金を掛けたワリに殆ど資金回収できず破産倒産なんて笑えない話はごまんと見てきた。

なので、流行りに釣られて近隣に似たような業態が増えて気が付くとレッドオーシャン化してしまうというのも全く同じ理由。

こんな円安でスタグフレーションの時代に飲食店出店の相談とショッププロデュースの依頼を受けることがいまでも少なくない。

今の日本で小規模から飲食店を立ち上げるというのは、とてもハードルが高いという自覚をもって挑んでもらいたいのです。僕もビジネスとして関わるのであれば、知恵を振り絞り提案致します。