ロレックス サブマリーナ Ref.6538 ジェームズ・ボンド ヴィンテージ 1956~1964年 ROLEX SUBMARINER

ロレックス サブマリーナ Ref.6538 ジェームズ・ボンド ヴィンテージ 1956~1964年 ROLEX SUBMARINER

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幻と言われるロレックス社サブマリーナRef.6538になります。 Ref.6538は、サブマリーナで4代目(第2世代)にあたるモデルです。 同時期(1956年頃~1964年頃)に販売されていたRef.6536と酷似しますが、Ref.6536と6538の決定的な違いは防水性です。 一般へ普及を狙ってつくられた6536は6538の廉価版とされており、6536が防水100mなのに対し、6538は200m。200mはサブマリーナー史上初めての200m防水でクロノメーター規格になります。 初期の6538は、ダイヤルにクロノメーター表記が無いモデルも存在し、この個体はそれになります。 一番のポイントは“デカリューズ”と呼ばれている8mmの大きなリューズです。 ノンガードでこの特徴的なデカリューズを備えるサブマリーナはリファランスは絞られていて、Ref.6200、Ref.6538、Ref.5510と市場の流通量は極めて少なく希少性が高いです。 更に、Cal.1030は世界初の両回転巻き上げ式ローター搭載で当時最高クラスの精度を誇ります。 ケース径も他モデルより1mm大きい38mmで、6538は極めて異色なモデルでありながら、大変完成度の高いサブマリーナなのです。

カテゴリー: ロレックス サブマリーナ
制作期: 1956~1964年
製法: Ref.6538、Cal.1030、自動巻、ステンレス、ギルドダイヤル、ベンツ針
コンディション: ケース、真鍮ベゼル、ダイヤル、ベンツ針、デカリューズ、ムーブメント、リベットブレスはオリジナルであることを、弊社と大手オークションによる査定でも既に確認済みです。以上のことを踏まえての質問でお願い致します。画像のとおり、経年の焼け擦り傷はみられます。ムーブメントで経年損耗が激しい部品(ゼンマイ、天真など)は、純正部品で交換済みです。 研磨履歴は無いようで肉やせは感じられません。 ブレスは多少緩みがありますが、実用強度は十分あります。 針は時間合わの時にアソビが大きいように感じられますが、これ以上手を加えるのは、現状のコンディションを維持する上で、得策ではないと判断し、現状維持としました。

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007 ジェームズ・ボンドと腕時計の関係性
イギリスのハードボイルド系推理小説家イアン・フレミングの小説の中の主人公の名前でコードネームは007。名前の由来は、彼が尊敬している鳥類学者から拝借した名前なのだそうです。1962年に初めて公開された映画「“007” Dr.No(ドクター・ノオ)」で、イギリスの秘密諜報部員としてジェームズ・ボンドが登場します。 第三作目「“007” ゴールドフィンガー」で、ボンドが某国へ潜入工作を企て、爆破時刻を確認するためにライターで自身の腕につけている時計を照らすシーンがあります。そのシーンで時計が大写しになり、全世界の時計愛好家たちがロレックスのどのモデルかを特定するために大論争が巻き起こりました。最後の最後までRef.5510が候補として残りましたが、結論として6538であると断定されました。 以降、007シリーズに於いて、ジェームズ・ボンドが身に付ける腕時計は、ファンにとって話題の的となり各時計メーカーしのぎを削って採用されることをねらっています。
ちなみに映画のシーンでは、ジェームズ・ボンドは6538にナイロン製のNATOストラップを取り付けて着用しています。これは舞台がイギリスだったため、ピカピカ光るブレスレットよりも紳士に映るナイロンストラップに変更したそうです。そして当時は映像が不鮮明で黒とグレーの二本のラインがボンドストラップとされていましたが、近年技術の進歩により正確な色を特定されて、ネイビーブルーに赤で縁取りされたオリーブグリーンの二本のラインです。