話し合う大事さ

話し合う大事さ

日々のこと

地域のコミュニケーションの一環としても続いてきた自治会の壇具川草刈り清掃ですが、この度から業者が入ることに。状況を省みると仕方がないという結果なんですが、主な原因は3つ挙げられます。

少子高齢化を伴う人手不足が加速度的に進んだこと。
自治会活動に無関心な世帯が増えたこと。
怪我をしたら危険ということで機械化を避けてきた人海戦術にそもそも無理があったこと。

時代にそぐわない自治会の古いルールやシステム構造にメスを入れず次世代に問題を置き土産してきた結果で突然の処置となりました。カンバセーションに乏しい国民性が招いた結果とも言えるし、日本全体が似たような問題を大なり小なり抱えています。他の自治会も放っておけば同じ結果が待っています。お金を払って業者に入ってもらえるならそっちの方が良いとか、遅かれ早かれこうなるんだからとか、そういう意見も散見されますが、僕が城下町長府に住みはじめてから地域コミュニケーションの意義を感じてずっと参加してきた草刈り清掃だったので、住民全体で集まって考えたり意見交換する機会も時間も無いままで、こうなるは何とも切ないのです。

人口減少の時代に何もしないでは必要最低限のことも持続しません。八方美人の政治家に任せても何も解決しません。必要なのはまず一人でも多くが集まり話し合うことだと思うのです。