美術品の鑑定について~『鑑定書』が持つ国際的な効力

美術品の鑑定について~『鑑定書』が持つ国際的な効力

日々のこと

鑑定・査定ご依頼では、遺産相続品のが含まれてることが多く、その中に美術品アンティークが含まれていると、アンティーク美術品専門の弊社に白羽の矢が立ちます。クライアントは遺族または公的機関や士業など様々です。

個人資産の相続品であれば、税務調査の過程で市場価値の調査報告書が必要になります。

会社所有の資産であった場合は、減価償却を過ぎていれば市場価値の調査依頼から発展して、財団法人への売却、委託販売または海外オークションで売却まで見据えたご相談が多い傾向です。

近年、遺産相続や事業継承の過程で、こういった鑑定査定は必要になるケースが増えてますから、美術品アンティークに興味が無くても我が身に降りかかってくるケースも決して0%ではないはずです。

「父が生前趣味で集めたけど、相続するための現金を持ち合わせないし、私には興味が無いから買い取ってくれるならいくらでもいい。」

と、こういったケースはとても多いです。日本の方はリユース売却方法の模索に消極的だと感じます。相続のために時間も費用も嵩んで、神経をすり減らすからだとおもいます。

遺書が無いパターンで高額が予想される遺品となると特に厄介です。ご想像におまかせします。

あまり断捨離という言葉は好きではありませんが、生前贈与と公証役場での遺書作成はお勧めします。その過程で鑑定査定のご依頼をいただくと、ご関係者に有益に働くことが多いのは間違いないです。

鑑定査定のご相談は、HPフォームからお願い致します。

https://aando-since1993.com/connoisseurs.html