もみ殻くん炭を作ってわかったこと 培養土のこと

もみ殻くん炭を作ってわかったこと 培養土のこと

2023年3月12日
日々のこと

一昼夜炉守りして作ったもみ殻くん炭🔥🌾👩‍🌾🌹🌱

培養土を自分で作りたいなと。市販品は2リットルで1000円とかまぁまぁ高価です。くん炭を土に混ぜると、もみ殻に含まれるケイ酸が土に溶け出して植物をがっちり強く成長させてくれて、酸性に傾いた土壌をくん炭のアルカリ成分が中和してくれて、保肥・保水・調湿効果があり、お椀形の形状が有効微生物の棲み処にもなるそうです。結果、ふかふかの土に生まれ変わる土壌改良材です。

自分で作ると市価のプライシングが理解できる。僕はいつもこういうやり方で物の価値を図ってしまう。副産物として、様々な知識が増えてしまう。

比較的万能な培養土を作りたいときは、赤玉土、鹿沼土、ピートモス、ココチップ(ハスクチップ)、牛糞堆肥、バーク堆肥、腐葉土(自家製)、骨粉またはグアノ(コウモリ由来)、米ぬか、木酢液、もみ殻、もみ殻燻炭、IB肥料 をブレンドして完成。

ネイティブプランツ(オーストラリア、南アフリカ原産)の培養土は、窒素成分を好みリン酸成分を嫌うという偏った痩せ地で育つ性質なので、赤玉土、鹿沼土、ピートモス、ココチップ(ハスクチップ)、海藻堆肥(ホンダワラ主体)、菜種油かす、バーク堆肥、腐葉土(自家製)、木酢液、もみ殻、もみ殻燻炭、硫化マグネシウム をブレンドして完成。

古い培養土も、天気の良いときに養生シートの上に広げ、日なた干しして乾燥させた後、古い根っこを取り除き、水で希釈した木酢液をまんべんなくジョウロでかけて、再度日向干しで乾燥させて、堆肥とIB肥料にダイアジノン粒剤(コガネムシ幼虫対策)をブレンドして復活できます。

バラ育成を二度と失敗したくない過去の苦い経験から、この2年でかなり土作りを学んだし努力しました。

土壌の有効微生物と菌発酵を意識して、善玉のフルボ酸やフミン酸といった腐植酸の含有を意識したブレンドです。

もみ殻燻炭は、間違いなく買ったほうが安いっていうか、いまの日本人の労働対価おかしくないか?って疑問が残るくらい、それだけ炭作りって過酷。まぁ、やる前からわかってはいたけど、どうしても好奇心が勝ってしまう自分の性格がもはやどうしょうもない。。😛