僕が経営者にブログを勧める理由

僕が経営者にブログを勧める理由

日々のこと

或る行政の助成金事業の指導担当者とミーティング。

「(Word、Excelなど行政書類が)書き込む枠の設定が過剰に狭くて改変しないといけなかったり、チェックボックスのチェク機能がオートに設定されてなかったり。PC不得意な人にとっては優しくないフォーム(書式)だったのかなと思います。」

行政K氏「それくらいのことを自分で調べて進んでいける人でないと、助成金をうまく活用してくれないが現状なんです。」

「つまりIT難民は見捨られるという考え方?」

行政K氏 「(助成金事業で)一番大事なのが早急性です。救いやすい人から先に救われて、救いにくい人は後回しにされてしまうという意味では残酷かもしれせん。しかし、税金で計画が実行される以上、この多様性の社会でも適応していける申請者が支援されるべきで、それを見極めるのが、私たちの仕事だと理解しておりますので。」

「あるデザイン関係者や税理士の話だと、自分のクライアントの申請書類作成を代行したけど、クライアントの思考が甘く丸投げで、申請を途中で辞退してもらうよう説得したそうです。」

K氏「そういう”問い合わせの方”(他人に丸投げな申請希望者)が300件以上あって途中辞退されたとは聞いてます。本事業に的確ではないということです。(私達も暇ではないので)膨大な申請者をふるいに掛ける意味でのフォーム(書式)なんです。」

他人任せにせず、自分の想いを第三者に的確に伝えられる人間でないとダメなんだということを改めて感じた機会でした。

SNSは画像動画といった表面的インパクトばかりが問われると思われがちだけど、そういうのに長けたインフルエンサー(人気者)も実は、話術・文章力のバランスの良さ、多様性に適応出来る能力があってこそなんだと思うんですね。

そういう意味でも経営者は、先ずは画像・文章型のブログを是非書き続けてほしい。