竿屋とは

竿屋とは

日々のこと

フジタの絵を額装しました。絵の価値がそれなりですから額縁も奮発してラーソンジュール社のハンドメイドで仕立ててみました。
昔は日本にも竿屋がたくさんいたらしい。竿屋といっても洗濯物の物干し竿ではなくて、額縁のフレームを手彫りする木工職人のこと。家具で知られる大川、府中、旭川、飛騨など竿を彫る腕の良い職人が多い産地で知られてました。
良質な国産品は今ではほぼ廃れてしまい、大陸の安価な既製品になり変わってしまってます。現代アーティストや画廊も、絵が高いわりに額縁は安物という残念な光景を目にすることも少なくない。頑張ってほしいです。