2014年7月5日
 

 
 

忌宮神社 数方庭祭
城下町長府に遺る天下の奇祭


 

 

 

 

 

 

 

 

「チャンコホイホイドンッパッパ  チャンコホイホイドンッパッパ」
 
この時期、長府城下町は夕暮れになると、どこからともなくこの音色が聞こえてきます。 地元の子供達が数方庭祭のお囃子を練習している音色で、これがなんとも愉快なお囃子♪ お祭りの見所の一つにもなっています。
 
「天下の奇祭」といわれる数方庭祭(すほうていさい) は、毎年8月7日~13日の毎夜19時から忌宮神社で行われる悪鬼討伐の戦勝を祝って始まったとされる神事です。
 
勇ましい男性達が鉢巻きに白装束の姿で腰に布巻きを締めあてて、20~30m、重さ80~100kgはあろうかという孟宗竹の大幟を、天高く担ぎ上げ、「鬼石」を3周するという何とも男らしいユニークなお祭り。 この奇祭を観ようと毎年、長府の小さな町に県内外から数万人もの見物客が訪れています。
 
こんなの本当に担げるの?って疑う方もいるかもしれませんが、本当に担いじゃう人がいるんですよ!(凄)
 
大幟を担ぐ威勢の良いマッチョな若手の男衆の出番になると、もう女性の視線は釘付けだったり。(笑) いやいや、男目線で見ても格好良いのです。
 
このお祭りなんと1800年もの歴史があるんです。 僕が長府に住み始めた頃、こんなトラディショナルなお祭りがあるのかと心奪われてしまいました。
 
下関市には先帝祭や源平合戦祭りなど見ごたえがある祭りが他にもございますが、長府の数方庭祭は特にお薦め致します。 仕立ての良い浴衣で見物に出掛けたくなる・・ 幟が夏風にたなびく様は何とも幻想的で風情のあるお祭りなのです。
 
 
『数方庭祭』
時期: 毎年8月7日~13日 毎夜19時~
場所: 下関市 長府城下町 忌宮神社境内
 
 
 

表紙撮影:稗田学
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取材協力