ドーム兄弟 エドガー・ブラント合作 4灯シャンデリア アールヌーヴォー1910年代 Daum Nancy lu-90


1910年代アールヌーヴォー期、ドーム兄弟(仏)のパート・ド・ヴェール7灯シャンデリアです。 雄鹿の鍛鉄フレームは、のちのアールデコ様式の巨匠となった金工細工師エドガー・ブラントの手によるものです。陽気に跳ねあがる雄鹿のレリーフを中央にあしらって所々にリーフとナッツをちりばめたアイアンワークは、ブラントならではのデザイン力と細部に渡る高い技術を感じられる力作だと思います。アールヌーボー芸術の過度期でありながら、アールデコ芸術の兆しも感じられます。ゆたっと落ち着きを放つ全体の存在感はさすがドーム最盛期の作品です。
ドーム兄弟のパート・ド・ヴェールは、ガラス粒子がそろった上質な材料を使用していますので熔解の泡切れが良く、滑らかな素地でありながら硬質なので違う色ガラスを重ね合わせる多重構造も可能にしています。 特筆すべきは、金属酸化物を混ぜるので色彩に幅があり、光りを透過させた際の発色が素晴らしいこと。模様に躍動感があり、重すぎず冷たすぎず絶妙の存在感を放ちます。

カテゴリー: 4灯シャンデリア
制作期: 1910年頃
製法: パート・ド・ヴェール(練硝子)、鍛鉄
サイズ: 幅84cm 高さ70cm
重量: 約7kg

電配線は、日本仕様に交換済みです。電球口金は、B22Dをお買い求め下さい。

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Daum Frères
兄オーギュスト(Auguste Daum,1853-1909年)弟アントナン(Antonin Daum,1864-1930年)

オーギュストとアントナンのドーム兄弟は、フランス、ロレーヌ地方のビッチの出身である。 普仏戦争終了後の1872年、ドーム家はプロイセンの占領を避けてナンシーへ移住した。 兄弟の父、ジャン・ドーム(1825-1885)は出資したガラス工場の経営者となったがオーギュストは1878年頃から、アントナンは1887年から、それぞれ父の仕事を手伝っている。
すでに、1884年の装飾美術中央連盟展で同じナンシーのガレが金賞を受賞して注目を浴びており、ドームの工場でも日常雑器の生産から、より高度な美術ガラス製品への移行を画策していた。 それから5年後、パリで1889年の万博が開かれ、ガレが出品した300点のガラスと、200点の陶器、17点の家具を出展し、いずれも植物をモチーフにした日本の装飾意匠えお連想させるリリカルな表現によって参加者の絶賛を浴び数々の賞を獲得した。 アールヌーヴォーの爆発的展開がこのときより始まるのである。
同じく1889年のパリ万国博覧会にドーム工房はテーブルウェアなどを出品した。 この時期からドームも爆発的躍進が始まる。 1891年、新たに装飾工芸ガラスを制作する部門を設置し、多くのガラス工芸家や美術家が導入された。 ウジューヌ・ダマン、ヴィクトール・マルシャン、ポール・ラカド、セーヴル・ウィンクラーといった画家たちや、ジャック・グルーベルのようなグラヴィール作家、彫刻家のアンリ・ベルジェ、陶工にして後にパート・ド・ヴェール作家に転身したアマルリック・ワルターも招聘された。
一般に、ドームの作品は風景文様を用いたものやヴィトリフィカシオンを上手く生かしたものに秀作が多い。 他にパート・ド・ヴェールの小容器や小動物、エッチング文様の上にエナメル彩色を施した山水風景の花器や容器も、ドーム兄弟の独壇場だった。
1894年、ナンシーおよびリヨンの博覧会で金賞を受賞。 1897年のブリュッセルの万国博覧会でも金賞を取り、この年、オーギュストにはレジオン・ドヌール勲章が授与されている。 さらに、1900年のパリ万国博覧会でも大賞を取り、この年アントナンにもレジオン・ドヌール勲章が授与された。 1901年にエコール・ド・ナンシー(ナンシー派)が結成されると、アントナンは副会長に推されている。 1914年には第一次世界大戦の影響で操業を停止したが、1919年に再開。 1920年代はアール・デコのスタイルで、その後は透明クリスタルのガラス置物などを生産し、現在に至っている。

虎魚と書いて何と読む?

虎魚が釣れました。

オコゼって読みます。グロイけど刺身でめちゃ美味い高級魚。関門海峡エリアの夜釣りでたまに釣れる珍魚ですが久々の再会。

「釣るのも魚料理も好きですよね?」

ってよく言われます。

若い頃、留学生活で新鮮な魚を食べる機会が無かったし、特に刺身は口にすることができなかった。帰国してからは地魚を好んで食べるようになりました。下関市というロケーションは、玄界灘、響灘、豊後水道、瀬戸内海の4つの潮が複雑に混ざり合うので魚種の豊富さ、鮮度、味において日本随一だと思います。関門海峡の魚は早い流速で身も引き締まってます。天然ふぐは、そういう環境から水揚げされるので最高値で取り引きされるわけです。

#虎魚と書いてオコゼ #関門海峡 #虹海丸 #ナイト出船 #珍味 #高級魚 #背びれに注意

 

レプリカを作る意味は無い

TVを見ていて感じた疑問です。

夏目漱石が愛用していた硯(すずり)を保存する目的で、硯職人がレプリカを作成するという番組内容だったのですが、

雨風にさらされるわけでもない室内環境では劣化するとは到底考えられない石で作られた硯にレプリカを作る必要があるのかな?

憶測ですが、全国的な夏目漱石展をねらって貸し出し輸送を重ねることで破損・盗難するリスク回避のためのレプリカ作成ということであれば、レプリカを見せてお金を取ろうという今の日本の美術館・博物館のやり方にはさらなる疑問を感じます。展示品の半分以上がレプリカの施設もかなり多いです。

何のための保存なのか? 本物をたくさんの人に見てもらってなんぼでしょうに・・ 美を売る者として、モヤモヤした嫌悪感を抱いてしまいました。

硯自体、漱石が使用していたというだけで大した造形はしておらず、決して美しいと言える代物ではないように伺えました。

硯職人もレプリカ作成の依頼なんて断ってほしかったし、もしもお金で動いた仕事だったならば、番組として取り上げるべきシーンではなかった。オリジナルを作るシーンでまとめる方が職人のカブも上がっただろうに。

○熱大陸もクォリティー落ちましたね・・

 

Webster 純銀オーバーレイ&ガラスのコースター 6枚セット 19世紀末


19世紀末、Webster社製(米国)のコースター6枚セット。ガラスに純銀の透かし模様が綺麗に施されています。厚さ3mmと4mmがありまして、薄い3mmの方がリキュールグラス用といわれていますが、用途に関係無く使って頂けるかと思います。アンティーク銀食器の中でも人気の高いお品です。プレートスタンドで立て掛けて飾っても綺麗です。

カテゴリー: コースター
製法: スターリングシルバー(純銀)
年代: 19世紀末
原産国: Webster社製
サイズ: 直径7.8cm 厚0.3~0.4cm
コンディション: 全体的にコンディション良好です。
個数: 6枚(7枚で映っている画像がありますが、お売りするのは6枚になります)

※銀無垢でも、銀含有99%以上がスターリングシルバー。 それ以下は、ソリッドシルバーと呼ばれています。 シルバープレートは99%以上の鍍金(メッキ)を意味します。

マイセン ポーセリンフィギュア 天使 1815年頃


1815年頃のマイセン社の可愛い天使ポーセリンフィギュア。手に持っているのはハート(キリストの心臓)のようです。コンディショは良好です。割れ欠け無し、金の剥がれもほぼ見当たりません。双剣のマークは、1815~1924年とマイセンの歴史の中では比較的長い期間使用されていた柄が丸くなっているタイプになります。ドイツ最高峰のマイセンの名に相応しい逸品であることを保証致します。

カテゴリー: Meissen
作成年代: 1815~1924年
原産国: ザクセン王国(独)
サイズ: 高さ11.2cm 幅9.5cm 奥6.5cm

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ブライトリング社ナビタイマー コスモノート ref.809 ヴィーナスCal.178 クロノグラフ


ブライトリング社コスモノートで1960年代で生産初期モデルです。
ブラックフェイスの渋さと世界初の航空計算尺回転ベゼルで一躍、飛行業界のクロノグラフ腕時計として代名詞になったブライトリング社ナビタイマー。管制塔やレーダーが無かった当時、パイロットは、この革新的な計器を腕に速度や燃費を計算しながら空を飛び続けました。
コスモノートはNASAのマーキュリー計画により初の有人飛行で宇宙に旅立った腕時計で、宇宙飛行士スコット・カーペンターが宇宙空間でも使用できるクロノグラフの開発をブライトリングに依頼して、同社のクロノグラフ機ナビタイマーref.806をカスタムして誕生したのがコスモノートです。

ノーマルのナビタイマーRef.806に搭載されていたヴィーナスCal.178にコスモノートならではなのリファインが加えられて精度が向上しています。アーカイヴからインナーベゼルと風防は1991年にブライトリング本社で交換されていて全体的なコンディションは良好です。英数字インデックスの夜光は経年劣化の焼け進行で殆ど光りませんが、マットなブラックダイヤルと共にヴィンテージ特有の無骨さが増して渋めの雰囲気を保っています。

カテゴリー: ブライトリング社
制作期: 1960年代
製法: 手巻き、クロノグラフ、ヴィーナスCal.178、17石、ステンレスケース
サイズ: 41mm(竜頭は含まず)
備考: 社外製本革バンド、バックル

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※ 本品をお買いあげの際には、弊店の保証約款上、分解掃除ののちお渡しとなります。施工完了まで1~2ヶ月お待ち頂くことになりますので何卒ご了承下さい。なお、ご購入日より1年間が動作保証の対象となります。


嬉野、波佐見へ

嬉しい小旅行から帰ってきました。また今日から仕事に戻ります。A&Oも通常営業です。

シェルカメオ 女性像のブローチ 9KRG 金無垢 19世紀末 jb-07


19世紀末、フランスで作られたシェルカメオ(貝殻)のブローチです。発色の良い南方系の巻貝で彫刻のクォリティーが高いお品です。金飾りは9金無垢のローズゴールドになります。

カテゴリー: ブローチ
制作期: 19世紀末
製法: シェルカメオ、9金無垢
原産: フランス
サイズ:  縦7.2cm 横5.3cm 厚1.2cm

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ヴァシュロン・コンスタンタン Rf.4368 Cal. V458 1950年代 35mm 18KYG 金無垢 


1950年代、ヴァシュロン・コンスタンタン社のRf.4368で、耐磁機構で評価が高いCal. V458を搭載したモデルです。
ヴァシュロン社は「世界2大高級時計ブランド」と謳われ、世界中の貴族富豪に愛用される雲上ブランドです。旧呼称はバセロン&コンスタンティン。外径35mmで当時としては大きいサイズです。エッジが効いたフルーテッドラグとベゼルが時計の存在感を際立たせています。ケース、ダイヤルがデッドストックに近いコンディションです。当時の共箱が付属しますので、これも稀少です。世界2大高級時計ブランドの名にふさわしい素敵なアンティークウォッチだと思います。

カテゴリー: ヴァシュロン・コンスタンタン社(旧称・バセロン&コンスタンティン)
制作期: 1950年代
製法: Cal. V458、耐磁機構、スモールセコンド、18金無垢(イエローゴールド)、手巻き、社外製本革ベルト&バックル
サイズ: 直径35mm(竜頭を含まず)

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※ 本品をお買いあげの際には、弊店の保証約款上、分解掃除ののちお渡しとなります。施工完了まで1~2ヶ月お待ち頂くことになりますので何卒ご了承下さい。なお、ご購入日より1年間が動作保証の対象となります。

Vacheron & Constantin

ヴァシュロン・コンスタンティン(Vacheron Constantin )は、スイスのジュネーヴを本拠地とする時計メーカーです。
世界三大高級時計メーカーの一つに数えられ、パテック・フィリップと共に世界二大高級時計メーカーと呼ばれることもあります。
1755年 – ジャン=マルク・ヴァシュロン(Jean-Marc Vacheron )によって創業。継続的に時計を製造してきたメーカーとしては世界最古。時計ブランドとしてはブランパン、ファーブル・ルーバに次いで古いブランドです。
トゥールビヨンを始めとする複雑な機構を持つ機械式時計のほか、宝石を多用した宝飾時計で有名なため女性モデルが有名です。 芸術的とすら表現できる洗練されたデザインと装飾性は、常に世界各国の時計メーカーに印象を与え続けています。 
各国王室御用達であるとともに、世界の名だたる有名人に愛され続けてきたメーカーで、日本では皇室御用達で昭和天皇が愛用していました。


現実と希望

A&Oの実店舗が下関にオープンして11年が経とうとしていますが、必要なときに思い浮かべてもらえるお店に未だなっていないという状況がまだまだあるなぁと実感させられます。

アンティークの口コミを聞いて、はじめてご来店頂くお客様がまだまだいるということでもある。

こうやって現実と希望の狭間で生きていくのだろう。

🇷🇴package from ROMANIA. ルーマニアから国際郵便物の包装デザインがイケテました。仕事とは言え、こういうのが届くと嬉しくなります。公共物が綺麗な国は人もお洒落で穏やかなイメージです。。

 

キャビノチェチェア

キャビノチェチェアが入荷しました。1930年頃、スイス・ジュネーブの時計技師が使ってた椅子です。時計技師は必要に応じて座高が調整できる椅子を好んで使います。僕が時計作業のときに座っている椅子もこんな感じ。ちなみにキャビノチェとは、屋根裏部屋(キャビネット)を工房・アトリエにしていた18世紀のスイス時計技師たちに由来しています☝️

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インダストリアルクロック

今年最初に仕入れた時計はフランス・パリの駅舎で使用されてた1950年代のATO社の駅舎時計。インダストリアルクロックというカテゴリーで建築デザイン関係者からの要望が多いです。電気駆動なのですが、日本では地域によってモジュールを搭載しないと正常に作動してくれません。地味ですが、こういう時計の改造・修理・メンテナンスもA&Oで評価いただいている技術のひとつです。

#インダストリアル #ato #時計技師 #時計修理 #英国立時計技師 #BHI認定 #インダストリアルクロック #駅舎時計

2018年 新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。今年は変化の年になると思います。

大きな変化の一つとして、2月から毎週月曜日・火曜日を店休日とさせていただくことになりました。実質、店休日を増やすことになりますが、これは、クライアントへのアフターケアのこと、山口県という地方からインターネットで世界にアンティークをより発信していくためのポジティブな決断だと捉えています。僕自身、オーナーとしてスケジュールの振り幅にゆとりを残しておきたいという理由もあります。

11年前、お店を構えると決心したときから、遅かれ早かれこういう決断に迫られるときがやってくると思っていました。地元 山口県はなにぶん保守的な人柄ですから、いきなり実行すると「偉そうだ」とか反発を招いただろうし、ずっとタイミングを伺っていた次第です。 僕も出先でそこそこ気を遣われる歳にもなったし、アンティーク業界でパイオニアを走っている自負も少なからずあります。ならば、なおさらこの決断が自分を後押しすると信じてます。

なんにせよ全ての事業において前進する一歩にしたいです。

とりあえずウイルスで更新が止まってるHPを復旧させないと…

釣りや旅行など趣味の方は相変わらずマイペースということでご理解宜しくお願いします。(´ー`)ノ

one step

本年の営業は30日の営業を残すのみとなりました。明日29日は大掃除のためいったんお休みさせて頂きます。

早いもので長府にショップを構えて丸っと10年が経ちました。アフターケアのことや地方からより商品を発信していくために、戦略的な店休日を思案中なのですが、まぁ要するに来年からは店休日を増やします。怖れずに一歩前進したいと思います。

今年最後の仕入れ

1910年代アールデコ芸術の巨匠で金工細工師エドガー・ブラントとガラス工芸家ドーム兄弟の合作シャンデリア。今年の締めくくりの仕入れにふさわしい傑作ではないかと思います!

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